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title: "WebアクセシビリティのVPAT / ACRとは？日本の検査・JIS準拠との違い"
date: 2026-02-08
categories: column
author: 二俣
canonical: https://www.liberogic.jp/topics/20260209-web-accessibility-vpat-acr-jis-comparison/
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# WebアクセシビリティのVPAT / ACRとは？日本の検査・JIS準拠との違い

![](https://images.microcms-assets.io/assets/4b13731f29254025b91c8d846198ffc9/bd0e1c86c1f742299ae3399e4ef4d5ac/20260209_web-accessibility-vpat-acr-jis-comparison.png)

Webアクセシビリティの適合性を示す方法として、米国で使われる「VPAT / ACR」があります。日本で行われる検査・レポートとなにが違うのでしょうか。
それぞれの特徴と違いを実務的な視点から解説します。

Webアクセシビリティの適合性を示す方法として、米国で使われる「VPAT / ACR」があります。日本で行われる検査・レポートとなにが違うのでしょうか。

それぞれの特徴と違いを実務的な視点から解説します。

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## VPAT / ACR とは

VPATは米国の「リハビリテーション法第508条（Section 508）」に基づく連邦政府の調達要件として発展した経緯があり、現在は国際的な基準であるWCAGに直接対応したバージョンも提供されており、アクセシビリティ評価のグローバルスタンダードとなっています。 米国ではADA（障害を持つアメリカ人法）に基づき、民間企業への訴訟が増えてきたことから、民間企業でもVPAT / ACRを自主的に発行・公開する事例が多くなってきています。

### VPATとACRの関係

- **VPAT（Voluntary Product Accessibility Template）** = アクセシビリティ評価のための書式・テンプレート
- **ACR（Accessibility Conformance Report）** = VPATテンプレートを使って作成された実際のレポート

つまり「VPATという書式を使ってACRを作成する」という関係です。最近では「ACR」という呼称が主流になっています。

### 米国での文化：証明書を避ける理由

米国では、アクセシビリティ「証明書」の掲示を避ける傾向があります。これは「適合している」と明言することで、万が一不具合が見つかった際に法的責任を問われるというリスクが増えるためです。そのため、米国では「レポート（ACR）」のみを提供するのが一般的です。

### VPATは自己評価

VPATは基本的に自己評価です。第三者による検証をした場合もサイトオーナー（製品提供者）名義で発行します。

### VPATの核心は「透明性」

VPATは、単なる「適合・不適合」の判定結果ではありません。製品のどの機能がアクセシブルで、どこに制限があるのかを詳細に記述する「情報開示」のための文書です。現状の課題を正確に公開することで、導入企業やユーザーに対して誠実な姿勢を示し、信頼を構築することを目的としています。

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## VPAT / ACRの作成方法

### 製品（Product）単位で作成

VPATでは、検査したページの評価結果を統合し、最終的にWebサイト全体を1つの「製品（Product）」として評価します。1つのWebサイトであれば1つのレポート（ACR）を作成します。

**製品の範囲の考え方**

- 同じドメインでも、別々のシステム（例：公開サイトと管理画面）なら別レポートにすることもある
- 逆に、複数ドメインでも同一製品なら1レポートにまとめることもある
- ランディングページ（LP）は別製品として扱うことが多い

### 評価方法

VPATの評価は、単に「基準を満たしているか」を確認するだけではありません。 最大のポイントは、現状の課題も含めてすべてを明らかにする「透明性」にあります。

各項目を以下の4段階で評価し、対応状況を詳細に記述します。

- Supports（適合）
- Partially Supports（一部適合）
- Does Not Support（不適合）
- Not Applicable（該当なし）

欠点を隠さず、誠実に開示したレポート（ACR）を提供することは、現代のグローバル調達において企業姿勢が高く評価されるポイントです。

### ページ選定方法（WCAG-EMに基づくサンプリング）

VPATでは、WCAG-EM（Website Accessibility Conformance Evaluation Methodology）に基づいてページを選定します。

**ページ数の目安：**

- **最小5ページ**から評価可能だが、信頼性が低いため推奨されない（極小規模のサイトは別）
- 実務では**10〜15ページ**が標準的
- 大規模サイトでも**20ページ程度**で十分なことが多い

トップページ、記事詳細、フォーム、検索結果など、サイトを構成する「型（テンプレート）」を10〜20ページほど「構造化サンプル（Structured Sample）」として選定、見落としを防ぐために「ランダムサンプル（Random Sample）」として無作為に選定し、専門家が徹底的にチェックします。

### ① 構造化サンプル（Structured Sample）

サイトの機能や種類を網羅するために「意図的に選ぶ」ページ群。これがメインです。

カテゴリ具体例選定理由**共通ページ**トップページ、サイトマップ、お問い合わせ、ヘルプ、ログイン画面、404ページ多くのユーザーが必ず通る入り口**主要テンプレート**記事詳細ページ、製品一覧ページ、検索結果ページサイトの大部分を構成する「型」を網羅**重要プロセス**カート画面、決済画面、会員登録フロー、パスワード再発行サービスの目的達成に不可欠（クリティカルパス）**異なる技術/要素**動画があるページ、PDFがあるページ、動的なグラフ、モーダルウィンドウ特定技術（ARIAやJS）の検証漏れを防ぐ

### ② ランダムサンプル（Random Sample）

見落としを防ぐために「無作為に選ぶ」ページ群。選定するページ総数の10%程度が目安です。

**ランダムページで問題が見つかった場合の対応**

例えば、もしランダム抽出の記事ページで「画像にaltが入っていない」などが見つかったら

- **システム的な欠陥の場合**（例：CMSがalt属性を出力しない仕様）→ VPATで「Does Not Support（不適合）」と評価し、技術的な問題として記述
- **運用上のミスの場合**（例：編集者がaltを入力し忘れただけ）→ VPATで「Partially Supports（一部適合）」と評価し、「CMSは代替テキスト機能を提供しているが、一部コンテンツで入力漏れが見られる」のように記述

### 規模別の選定例

**極小規模（LP1枚、10ページ未満）：**

- LP1枚の場合：そのページのみで一つの製品として評価
- 10ページ未満のサイト：全ページの評価を推奨。または構造化サンプル5〜8ページ + ランダムサンプル1ページ

**小〜中規模（静的コーポレートサイト 10〜100ページ程度）：**

- 構造化サンプル：8〜12ページ
- ランダムサンプル：1〜2ページ

**中〜大規模（動的サイト、ECサイト、メディアサイトなど）：**

- 構造化サンプル：15〜18ページ
- ランダムサンプル：2ページ

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## 日本での検査方法とレポート

日本では従来、JIS X 8341-3:2016（WCAG 2.0相当）が基準とされてきました。しかし現在のWeb環境では、スマートフォンでの閲覧が当たり前となっており、WCAG 2.0では対応しきれない課題が増えています。

総務省の[みんなの公共サイト運用ガイドライン（2024年版）](https://www.soumu.go.jp/main_content/000945249.pdf)でも、「近い将来のJIS改正も見据え、できる限りWCAG2.2の達成基準に基づき構築する。」と明記されています。

### リベロジックのアクセシビリティ診断サービス

リベロジックでは、基準は最新のWCAG 2.1/2.2を用いつつ、レポート形式は日本企業に馴染み深いページ単位の評価方式を基本としています。

### ページ選定方法

VPAT / ACRと同じく、WCAG-EMに基づいてページを選定します。 代表的なテンプレートとランダムページを組み合わせることで、サイト全体の品質を効率的かつ正確に評価します。

### 評価プロセス

各ページを個別に検査し、達成基準ごとに評価を行います。

- 各達成基準をVPATと同じ4段階で評価
- 1つでも適合以外があればそのページは「不適合」
- 全達成基準を満たせば「適合」
- 適切な選定ページにおいて、すべてのページの結果によって、サイト全体が準拠か一部準拠かを判断

この評価方法により、どのページのどの基準に課題があるかが一目で分かります。

### 納品物：試験結果リスト + 証明書

日本では「第三者による客観的な評価」を重視する文化があります。リベロジックでは第三者検査機関として検査したことを証明する、検査証明書を発行いたします。

**標準納品物**

1. 試験を行ったページリスト（各ページの適合/不適合状況）
2. ページごと、達成基準ごとの評価レポート
3. 第三者検査機関としての検査証明書

### オプション：日本語VPAT / ACRで更なる価値を

上記納品物に加え、**日本語によるVPAT / ACR**を追加作成することも可能です。

**VPAT / ACRを追加するメリット**

1. **「透明性」による信頼性の向上**「適合か不適合か」という二元論ではなく、製品のどの機能が対応し、どこに制限があるかを詳細に開示します。現状の課題を隠さず正確に公開する誠実な姿勢が、導入企業やエンドユーザーからの深い信頼に繋がります。
2. **戦略的なセールス・入札ツールとしての活用**製品スペックの一部として、自社サービスの導入資料やRFP（提案依頼書）への回答に活用できます。
  - ページ単位の合否リストに加え、製品全体の適合状況を示すグローバル標準の評価を持つことで、より包括的な品質証明が可能になります。
  - 入札案件などで「アクセシビリティ対応状況」を求められた際、具体的なエビデンスとして強い訴求力を発揮します。
3. **グローバル基準への即時対応と備え**外資系企業やグローバル展開を視野に入れている企業にとって、国際標準のACRは「共通言語」です。
  - 親会社や海外拠点、海外クライアントから提出を求められた際に即座に対応可能です。
  - 最初から国際基準で評価しておくことで、将来の海外展開時に改めて検査し直すコストや手間を大幅に削減できます。

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## 行政案件でJIS準拠が必要な場合

行政機関の調達案件など、JIS X 8341-3:2016への準拠が求められる場合も対応可能です。

その場合、WAICの[JIS X 8341-3:2016 試験実施ガイドライン](https://waic.jp/docs/jis2016/test-guidelines/202012/)に基づいて試験対象ページを選定します。

### **JIS準拠の場合のページ選定**

標準的な構成例：

- 代表ウェブページ：20〜30ページ（全テンプレートを網羅）
- ランダムページ：10〜20ページ
- **合計：40ページ以上**

### なぜ40ページ必要なのか

主な目的は「規格に適合していることを公に宣言する（適合宣言）」ためのエビデンス（証拠）作りだからです。 本来は全ページ検査が理想ですが、大規模サイトでは現実的ではないため、WAICの試験実施ガイドラインでは「代表ページ + ランダムページ」によるサンプリング方式も提示しており、事実上の標準とされています。この際、統計的な信頼性を担保するために、どうしても一定以上のページ数（目安40枚〜）が求められる傾向にあります。

一方で、WCAG-EM（10〜20ページ程度）は、サイト全体の傾向を把握し、品質を効率的に改善すること（品質管理）に主眼を置いています。

JIS準拠が明確に求められる要件（公的機関の入札など）がない限り、**WCAG-EM基準による効率的な検査**をお勧めしています。

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## 各方式の比較

**検査方式**VPAT / ACRWCAG検査（弊社の日本サイト標準）JIS X 8341-3**主な用途**グローバル調達、B2B国内標準、最新対応国内調達、行政**評価対象**製品単位 (Webサイト単位)ページ単位の評価の集合体ページ単位の評価の集合体**ページ選定**WCAG-EMに基づく選定WCAG-EMに基づく選定WAICの試験実施ガイドラインに基づく選定**標準ページ数**10〜20ページ程度10〜20ページ程度40ページ以上推奨**評価判定**製品全体での評価達成基準ごとに4段階で評価ページ単位で適合/不適合を評価各ページは達成基準ごとに4段階で評価ページ単位で適合/不適合を評価**基準バージョン**WCAG 2.0 / 2.1 / 2.2WCAG 2.0 / 2.1 / 2.2WCAG 2.0 (JIS 2016)**成果物**ACR (詳細レポート)ページごとの試験結果リスト + 検査証明書日本語でのVPAT / ACR (詳細レポート)の発行も可能ページごとの試験結果リスト + 検査証明書**証明書**基本的に発行しない発行可能発行可能

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## まとめ

国内でのWebアクセシビリティの評価には、米国の商習慣に基づく「VPAT / ACR」と、JISからの流れを汲む評価方法の2つのアプローチがあります。

- **グローバル企業・外資系との取引：** VPAT / ACR が必須
- **国内の公共機関・一般企業：** ページ単位の合否リスト（試験結果レポート）が一般的

リベロジックのウェブアクセシビリティ診断サービスでは、お客様の目的に合わせ、どちらの形式にも柔軟に対応可能です。

「どの機能が対応し、どこに制限があるか」を詳細に記述したVPAT / ACRは、自社サービスのスペック資料や導入検討先への説明資料として非常に有効です。通常の試験結果リストにVPAT / ACRを組み合わせることで、より透明性の高い詳細な評価を公開することもできます。

また、国内向けのサイトであっても「最初からグローバル標準の形式で管理・公開したい」という場合には、**日本語によるVPAT / ACRのみを発行することも可能**です。

お客様の運用方針やビジネス展開に合わせて、最適なアウトプットの形をご提案します。 アクセシビリティの評価・報告方法でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください！
