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ウェブアクセシビリティ対応

高まるウェブアクセシビリティ対応の重要性

ウェブアクセシビリティは、もはや「あると良いもの」ではなく、現代のデジタルビジネスにおいて「なくてはならないもの」です。世界人口の約15%(約17億人)が何らかの障害を持つと言われる中、誰にとっても使いやすいWebサイトを提供することは、企業の社会的責任であり、重要な経営課題となっています。
2024年4月の「障害者差別解消法」改正により、民間事業者にも合理的配慮の提供が義務化されました。リベロジックは、国内の法的義務への対応はもちろん、米国ADA(障害を持つアメリカ人法)や欧州EAA(欧州アクセシビリティ法)といったグローバル基準も見据え、リスク回避と企業価値向上を両立するWebサイト構築を支援します。

私たちは、IAAP(国際アクセシビリティ専門家協会)のメンバーであり、高度な専門資格である「WAS(Web Accessibility Specialist)」保持者が在籍しています。
国際基準に基づいた確かな知識と技術で、品質の高いアクセシビリティ対応を提供します。

ウェブアクセシビリティ診断サービス

リベロジックでは、IAAP認定の「WAS(Web Accessibility Specialist)」資格保持者が診断・監修を行います。
WCAG2.0(JIS X 8341-3:2016)〜WCAG2.2の適合レベルA〜AAAに対応した独自のチェックリストを用い、達成基準ごとに詳細にチェック。機械的なチェックだけでなく、実際の操作性を考慮した分析で、見落としがちな問題点まで洗い出します。
現状のWebサイトの診断に加え、制作時には構成やライティング、デザイン、マークアップなど各工程で専門家がチェックを行い、アクセシビリティに最適化されたサイトを構築します。
必要に応じてテスト結果をアクセシビリティポリシーに紐づけることにより詳細を確認することができます。

診断結果は詳細なレポートにまとめます。Webサイト改善の指針や、対外的な検査証明としてご活用いただけます。
詳しくはお問い合わせください。

ウェブアクセシビリティ対応のお問い合わせはこちら

ウェブアクセシビリティ対応のメリット

ウェブアクセシビリティの本質は、年齢や身体的な特性、利用環境に関わらず、すべてのユーザーが分け隔てなく情報にアクセスできる環境を整えることにあります。
誰もが使いやすいWebサイトを目指すことは、結果としてより多くの人に情報を届け、法的リスクを回避しながら、企業の社会的信頼を深めることへとつながっていきます。

あらゆる状況のユーザーに使いやすさを提供

障害のある方だけでなく、加齢による身体の変化、一時的な怪我、あるいは屋外の眩しい環境や音が出せない場所での閲覧など、ユーザーが置かれた状況は多様です。
アクセシビリティ対応は、こうした「状況的な制約」を持つユーザーも含め、すべての人の利便性を高めます。誰もが迷わず情報を取得できるサイトは、離脱率を低下させ、機会損失を防ぐことにつながります。

法的リスクの回避とコンプライアンス遵守

2024年4月施行の改正障害者差別解消法により、民間事業者にも合理的配慮が義務化されました。対応の遅れはコンプライアンス上のリスクとなり得ます。
また、海外では米国ADA(障害を持つアメリカ人法)関連の訴訟が増加しており、2025年にはEUで欧州アクセシビリティ法(EAA)も施行されました。グローバル展開を見据える企業にとって、国際基準WCAG(Webコンテンツアクセシビリティガイドライン)への適合は避けて通れない課題です。

企業価値とブランドイメージの向上

SDGsやESG経営、DE&I(多様性・公平性・包摂性)への取り組みが重視される現在、「誰一人取り残さない」Webサイトは、ステークホルダーからの信頼獲得に直結します。
アクセシビリティへの積極的な姿勢は、「すべての人に開かれた企業」としての社会的評価を高め、投資家や消費者に対するブランド価値の向上、および顧客ロイヤルティの強化に貢献します。

ウェブアクセシビリティ対応によるSEOへの相乗効果

検索エンジンは、アクセシブルなサイト構造を高く評価します。適切な見出し設定(H1-H6)や画像の代替テキスト(alt属性)の設定は、スクリーンリーダーだけでなく、検索エンジンのクローラーにとってもコンテンツ理解の助けとなります。
アクセシビリティ対応は、結果としてSEO(検索エンジン最適化)の内部対策そのものとなり、検索順位の向上や、画像検索からの流入獲得といったビジネス成果の拡大に寄与します。

リベロジックのウェブアクセシビリティ対応

リベロジックは、「JIS X 8341-3:2016」はもちろん、国際規格である「WCAG」の最新基準に則り、構成からデザイン開発、コーディングに至るまで細部にわたり対応いたします。
法的要件への適合に加え、グローバルスタンダードな品質を担保し、すべてのユーザーにとって利用しやすいWebサイトを提供するためのサポートを万全に行います。

セマンティックな文書構造の設計

見出し(H1-H6)やランドマークを適切にマークアップし、マシンリーダビリティの高い構造を設計。ユーザーの理解を助けるだけでなく、SEO効果も最大化します。

WCAG基準に準拠した配色設計

WCAG基準に基づいたコントラスト比を確保し、多様な色覚特性に配慮。また、色だけに依存しない情報伝達(形やテキストの併用)を行います。

テキストサイズやレイアウトの調整

文字サイズ変更やブラウザのズーム機能(最大200%等)を使用してもレイアウトが崩れず、情報が欠落しない、流動的で堅牢な実装を行います。

マルチメディアの代替手段提供

動画や音声コンテンツには、字幕(キャプション)やテキスト書き起こしを提供。聴覚情報や視覚情報だけに頼らず、誰でも内容を理解できる代替手段を用意します。

キーボード操作性の確保

現在位置を示すフォーカスインジケーターを可視化し、論理的なタブ移動順序を設計。マウスを使えないユーザーも、キーボードのみでストレスなく操作可能です。

スクリーンリーダーへの最適化

画像への適切な代替テキスト(alt属性)設定やWAI-ARIAの活用により、支援技術を使用するユーザーにも、正確な情報とスムーズな操作体験を保証します。

サービス導入の流れ

  • 1
    ヒアリング

    サイトの現状、課題、目標とする適合レベル(A/AA/AAA)について詳しくお聞かせいただきます。ご予算やスケジュールに応じ、簡易診断から徹底的な改修まで最適なプランをご提案します。

  • 2
    プラン選定・お見積もり

    ヒアリング内容に基づき、お客様の現状や目標とする適合レベル、ご予算に合わせて、最適な診断・改善プランを柔軟に組み立ててお見積もりをご提示します。

  • 3
    詳細診断・検証

    WCAG基準に基づき、専門家が対象ページを詳細に診断します。自動チェックツールと手動検証を組み合わせ、デザインや機能を損なわない現実的な改善方針を策定します。

  • 4
    改善提案・改修実装

    診断結果に基づき、コードベースで修正を行います。弊社での実装代行はもちろん、制作会社様向けの実装ガイドライン作成や技術サポートのみの対応も可能です。

  • 5
    アクセシビリティポリシー策定

    改修と並行して、組織としての方針を示す「ウェブアクセシビリティポリシー」の策定を支援します。公開に向けたドキュメント作成や運用ルール作りをサポートいたします。

  • 6
    証明書・レポート発行

    最終確認後、診断証明書および詳細レポートを納品します。ご要望に応じて、米国基準のVPAT形式(ACR)でのレポート発行も行い、継続的な品質維持をサポートします。

    ウェブアクセシビリティ対応は、単なる法的義務を超え、
    すべての人にとって使いやすいWebサイトを提供するための重要な取り組みです。
    ぜひ、ウェブアクセシビリティ対応を通じて、Webサイトを次のステージへと進化させましょう。

    安心のチーム体制とスピードのある対応力が自慢

    リベロジックでは、ベテランスタッフが積極的にプロジェクトを推進するため、お客様から高く評価されています。
    プロジェクトマネージャー、ディレクターをきちんとアサインし、プロジェクト全体をスムーズに進行することを心掛けています。 不必要なフルコミットでのコスト増加を防ぎ、適材適所にリソースを配分するスタイルで、業務内容の把握から見積作成/提出の速さにも定評があります。

    当社はSES的な常駐業務等は積極的に行っておりませんので予めご了承ください。

    Slack、Teams、Redmine、Backlog、Asana、Jira、Notion、Google Workspace、Zoom、Webexなど、ほぼすべての主要なプロジェクト管理ツールやチャットツールをご利用いただけます。

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